ドライシャンプーってどうなの?

2017.4.15ヘアケア

こんにちは。訪問出張ヘアサロンのアプローズです。最近、ずいぶん暖かくなってきて、日中は汗ばむこともあるくらいです。介護の現場ではこの時期、「こまめに洗髪したくてもお風呂介助が大変」というジレンマを抱えていることもあるでしょう。そこで今回は、水を使わなくても洗髪できるドライシャンプーについてお話しします。

ドライシャンプーというのは、水を使わずに行うシャンプーのことです。外出先やベッドの上など、場所を選ばずにシャンプーできるので、汗をかく時期にはとくに便利です。

やり方は簡単で、市販のドライシャンプー専用のシャンプー剤を適量手にとって頭になじませるだけです。普通にシャンプーをするようにやさしく頭皮をマッサージして、仕上げにヘアブラシでとかせば終了です。髪の根元がふんわりするのが感じられるでしょう。ドライシャンプー専用のシャンプー剤はドラッグストアーやホームセンターなどで手に入ります。泡タイプ、スプレータイプ、粉末タイプなどいろいろありますので、好みのものを探してみてください。

あるいは、蒸しタオルを使う方法もあります。まずは、頭をすっぽり覆えるような大きめのタオルで蒸しタオルを作ります。タオルの温熱効果が続くように、できればバスタオルなどを使用すると良いでしょう。蒸しタオルの準備ができたら、タオルで頭皮・頭髪を覆って頭を丸ごと温めます。タオルを巻いたまま10分くらい置いておくと毛穴が開き、汚れが落ちやすい状態になりますので、浮いた汚れを拭きとります。頭を温めると、頭皮の血行が促進されて気持ちが良いものです。ベッドから起き上がれないようなご家族がいたら、ぜひ試してみてください。

実は、普通の洗髪では必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあるため、ドライシャンプーはヘアケア方法として有効なことも知られています。毎日洗髪をしているという方は、週に何度かドライシャンプーを取り入れて、シャンプー剤を使う回数を減らしてみるのも良いかもしれません。

 

 

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