正しいシャンプーのやり方は

2016.6.30ヘアケア

こんにちは。訪問出張ヘアサロンのアプローズです。前回は、シャンプーの種類についてお話ししました。けれど、シャンプーのやり方に気を付けるだけでも、髪の状態が改善されることもあります。そこで今回は、正しいのシャンプーの仕方、注意点などをまとめてみます。

①まず髪をとかして髪と頭皮を濡らします。
洗髪前のブラッシングは、髪についたホコリなどを取り除くのに効果的です。その後、シャワーで1~2分、頭皮全体を濡らします。これだけでもずいぶん汚れを落とせます。お湯は熱すぎないように注意しましょう。最適温度には個人差がありますが、一般的には38度くらいが適温と言われています。ひと通り流し終えたら手で軽く水を切りましょう。

②シャンプーを適量、手にとる。
1度に使うシャンプーの量は大切なポイントです。シャンプー剤を使いすぎることには良いことがありません。500円玉1枚分くらいが一般成人男女の使用量の目安ですので、「髪が少なくなってきたな」と感じてきたら、シャンプーも少なくしましょう。髪の汚れが少ないご高齢の方では500円玉の半分、場合によっては4分の1程度でも良いかもしれません。髪の長さによっても変わりますから、ときどきの自分の適量を知ることが大切です。「汚れが十分に落ちていない」と感じるなら、1度に使うシャンプーの量を増やすのではなく、2度洗いをしましょう。

③シャンプーを泡立てる。
手にとったシャンプーは、少量の水を加えてよく泡立ててから使います。こうすることで、シャンプーをムラなく頭全体にいきわたらせることができます。シャンプーは強い洗浄力のある薬品ですので、頭皮に原液のままつけないようにしましょう。人によっては皮膚に炎症を起こす場合があります。とくに皮膚の弱いお子様や高齢者の方には注意が必要です。

④頭皮にシャンプーをのせて洗う。
シャンプーを頭皮に乗せたら指の腹で優しく頭皮を洗います。頭皮に爪が当たらないように注意してください。後頭部や側頭部、前髪の生え際など、洗い残しのないように洗いましょう。大切なのは髪ではなく頭皮を洗うことです。髪の長い人は、まず頭皮を洗ってから、髪も洗います。

⑤シャンプー剤をすすぐ。
洗い終わったらよくすすぎましょう。シャンプー剤が頭皮と髪に残らないよう、しっかり洗い流します。頭の上からお湯をかぶるだけでは髪と髪の間や頭皮にシャンプー剤や汚れが残ってしまいます。すすぎではなるべくシャワーを使い、シャワーヘッドを頭皮近くに持って、あちこちの方向からお湯を当てます。手を髪の間にさし入れて水を受けたり、頭皮に軽く水をたたきつけたりして、すすぎ残しがなくなるまで洗い流しましょう。

髪にトラブルを感じている方でも、「シャンプー剤ではなく洗い方を変えただけで髪の状態が改善された」という話しはよく聞きます。正しい髪の洗い方としては、以下の4つのポイントをおさえておきましょう。

正しい洗髪のポイント
1.自分のシャンプーの適量を知る。
2.シャンプーはよく泡立てて使う。
3.髪ではなく、頭皮を指の腹で洗う。
4.時間をかけて丁寧にすすぐ。 

毎日のケアだからこそ、正しい洗髪法を習慣にして、いつまでも美しい髪を保ちたいですね。

 

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