うねる髪の毛を何とかしたい

2016.8.31ヘアケア

こんにちは。訪問出張ヘアサロンのアプローズです。皆さんは、9月は1年でいちばん降水量の多い月だとご存知でしたか。「雨の多い季節」というと梅雨のころをイメージされる方も多いと思いますが、実は9月の方が雨が多いんですね。

お客様の中には、雨の日の髪のうねりでお悩みの方も多いと思います。そこで、今回は髪の毛のうねり予防についてお話しします。

そもそも、髪はなぜうねるのでしょうか。それは、髪の毛の水分量が均一でないことが主な原因だと言われています。髪の表面のキューティクルが壊れてしまった髪は水分を含みやすくなり、うねりが出やすくなってしまいます。

自分でできるうねり防止策として、洗髪の方法も大切ですが、今回はドライヤーの使い方について見ていきましょう。

まず、知っておいて頂きたいのは、濡れたままの髪の毛は非常に傷みやすいということ。例えていうなら濡れた和紙のようなものです。障子なども、乾燥しているとある程度の強度がありますが、濡れていると、ちょっとしたことで穴が開いてしまいますよね。

そこで、洗髪後はなるべく早く髪の毛を乾かすようにしましょう。このときに、すぐにドライヤーを使うのではなく、できるだけタオルで水分を拭きとることが大切です。拭くといっても髪をこすり合わせたりするのは厳禁。「渇いたタオルに水分を吸収させる」イメージで優しく拭きましょう。

そのあとドライヤーを使いますが、ドライヤーは髪の根元に当てるのがコツです。毛先は放っておいても乾燥しやすい部分ですので、ドライヤーの必要はありません。頭皮に直接風を当てるのもやめましょう。余裕があれば、熱風より冷風を使う方が望ましいです。

また、長時間、熱に当てるのは髪の負担になります。ドライヤーは半乾きくらいで止めて、残りは余熱で乾かすようにしましょう。

まとめ
①洗髪後の髪はすぐに乾かす。
②タオルドライはこすらず、タオルに水分を吸収させる。
③ドライヤーは髪の根元に当てる。
④半乾きくらいでドライヤーをとめて、自然乾燥させる。

余談ですが、ブラッシングもうねり予防に効果的です。これは、ブラッシングによって髪の水分を全体的に均すことができるからです。ブラッシングの習慣がない人は、1日に何度か、ブラッシングをするよう心がけるのも良いですね。

いかがでしたか。髪にはもちろん、それぞれに持って生まれた髪質があります。ところが「これが私の髪質だから」とあきらめていたことでも、生活習慣や心がけで改善することも意外と多いのです。気にかければ気にかけるほど、あなたの髪はきっと輝きますよ。

髪についてのお悩みも、是非お聞かせください。もしかしたらお役に立つアドバイスができるかもしれません。

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